『ウォール街』(1987年・米)
今は昔、将来は株式運用で暮らせたらと甘い考えを持っていたこにたんです。
バブル時代「ヤングエグゼブティブ」なる言葉も生まれ、漠然とホワイトカラーの仕事が出来たらいいなと、努力の「ど」の字も振り返らず妄想にふけりながら、こーゆー映画で勉強だと思い観たのがコレ。
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今みたいに各自にパソコンが貸与されて仕事をしてた時代ではないんで、やりとりがアナログなところも多いけど、その分臨場感がある感じ。
チャーリーシーンのキャラのせいか成りあがり願望が強いはずなのにガツガツしか感じがない。
マイケルダグラス演じるゲッコー。額に汗することなく情報網と知力で稼いでいく姿に憧れて、そらこういった感じで稼げるなら皆なりたいわな。
作品は実際のウォール街にも大きな影響を与え、主人公であるゴードン・ゲッコーに憧れて投資銀行に入社する者やゴードンのファッションを真似る者などが後を絶たなかったそうだけど、こにたんはは長い間チャーリー・シーンが主役だと思ってた。
この映画を観た頃、こにたんはまだ高校生。日本ではバブル経済がひっそりと見え隠れし始めアルバイトの時給も530円から数カ月で一気に800円へ加速的に上がり社員になるよりフリーターで生計を立てながら自分探しをする若者が増え始めた。
バブル経済は行き過ぎた感があるにせよ、やはり景気が良いに越したことはないな。